「いまのりナイン」は9年間の自動車リース契約です。リース開始日から84ヵ月間はこの契約を解約することはできません。84ヵ月経過後は2ヵ月前までに弊社に所定の書面で通知することにより、いつでもリース契約を解約することができます。ただし、リース料金の日割り計算は致しかねますので、リース解約日は1ヵ月単位とさせていただきます。この場合、解約違約金は発生しません。なお、返却したクルマの状態により精算金が発生する場合があります。

車両返却時の精算金について

1. リース開始84ヵ月経過後以降、中途解約により自動車をご返却いただいた場合、財団法人日本自動車査定協会またはその他公正な機関が定める基準により自動車の査定を行い、内外装の損傷および事故等によるフレームの損傷等または基準走行距離の超過したことにより、弊社規定の金額を超える損害が発生した場合は、精算金をお支払いいただきます。

   A. 精算金の発生がないおもな事例

   1. ①大きさが1cm未満のキズおよびへこみ、サビ。
   2. ②タイヤの磨耗等（ただし、著しいものを除く）。
   3. ③油脂類の消耗。

   B. 精算金が発生するおもな事例

   1. ①大きさが1cm以上のキズおよびへこみ等外装の損傷、運転に支障をきたす損傷（ドアミラー、ワイパー、ランプ類等の欠落および損傷）等。
      
   2. ②内装の損傷（シートのへたり等は除く）、タバコの焦げ痕、タバコ臭、ペット臭等。
      
   3. ③事故修復歴（自動車の骨格部分を修復・交換など）による価値の減少等。
      
   4. ④改造模様替え等による価値の減少等。
      
   5. ⑤基準走行距離を超過したこと。

   ※なお、上記はおもな事例であり、実際はさらに詳細な基準により判定されます。
   例えば1cm未満のキズであっても、同時にへこみがある場合は、精算金をご負担していただくことがあります。

2. キズの評価および精算金等の算出方法
   お客様ご負担となる精算金は、前項の査定評価に基づき、下記の通り算出します。
   1. ①査定減額＝｛（内外装の損傷による減点（※1）×車両クラス係数×経過年係数（※2））+商品価値減点（※3）｝×1,000円
      1. ※1 みがき、クリーニングの減点は除く。
      2. ※2 車両クラス係数：軽乗用車0.7、小型乗用車0.8、2000cc以上乗用車1.0〜2.2など車種により異なる。経過年係数：0〜3年まで1.0、4年0.9、5年0.8、6年以上0.7
      3. ※3 事故修復歴があることによる減点など。ただし、走行距離による減点は除く。
   2. ②基準走行距離の超過による損害金
      中途解約の場合において、自動車をご返却いただいた時点での走行距離が、下記記載の【基準走行距離に関する計算方法】にて計算された走行距離（以下基準走行距離）を超過した場合は、基準走行距離を超えた走行距離1kmにつき8円の過走行損害金をお支払いいただきます。

      【基準走行距離に関する計算方法】

      基準走行距離＝経過月数×2,000km（経過月数は1ヵ月単位とし、1ヵ月に満たない場合は切り上げて計算いたします。）

   3. ③精算金の合計額＝①の査定減額+②の過走行損害金額-以下の免責金額

      免責金額の基準

      解約の種類	中途解約の場合	中途解約後、弊社商品でお乗換えの場合
      免責金額	10万円	20万円

解約の手続きについて

リース契約を解約したい

返却予定日の2ヵ月前までに書面にて返却の申し出が必要となります。

1リテールセンターに連絡

解約手続きに必要な書類等のご説明をいたします。

オリックス自動車リテールセンター【ご契約者さま専用ダイヤル】

0120-989-094

受付時間：9:00～17:00（土・日・祝日休み）

メールでのお問い合わせ

2必要書類の用意

中途解約申入書を送付いたします。ご記入・ご捺印の上、リテールセンターにご返送ください。

3おクルマの査定

弊社指定の査定業者にてクルマの確認に伺います。日時等は別途ご相談させていただきます。（平日のみ）

4解約意思確認

査定の結果を弊社からご連絡いたします。その結果を踏まえて、解約について最終的なご判断をお願いします。

5解約希望

解約をご希望の場合は、弊社より自動車リース契約解約終了覚書等必要書類を送付いたします。ご記入・ご捺印の上、リテールセンターにご返送ください。

6おクルマの引取り

弊社指定の引取り業者がお伺いいたします。日程等は別途ご相談させていただきます。

事故が発生した際は、以下の手順で冷静に行動してください。万一に備えて、事故時の連絡（報告）先をひかえておくようにしましょう。

まず、けが人の救護をしてください。

消防（119番）・警察（110番）へ通報してください。

二次事故の防止をしてください。

後続車が追突するなどの危険を回避してください。

最寄りの警察へ必ず事故届けをしてください。

現場処理を行う警察官より手続きの説明があります。

相手方の情報（名前、連絡先、車のナンバー等）を確認してください。

現場での示談交渉はしないでください。

ご加入の保険会社、もしくは保険代理店並びに弊社リテールセンターへ連絡をしてください。

リース契約に自動保険（任意保険）を含んでいる場合は下記（※）までご連絡ください。

人身事故については、被害者へのお見舞い、お詫び等、誠意を尽くしておくことが示談解決への早道です。

※自動車保険をリース契約に含まれているお客様はオリックスセフティーサービス24（24時間365日受付しています）
0120-24-3650ヘご連絡ください。