近頃、アウトドアを楽しむ人々の間で「軽バン(軽箱バン)」が人気を集めています。
軽バンとは、貨物など荷物の輸送を主な目的とするワンボックス型の軽自動車のことです。
ホンダ N-BOXをはじめとした軽スーパーハイトワゴンと形は似ていますが、エンジンを運転席の下に設置する事で荷室を広く取ることができる、後部座席を倒してフルフラットで使うことができる、などの荷物の輸送に適した設計になっています。
そして、こういった車両設計がアウトドアユースに適しているとして、アウトドア愛好家の間で「週末遊びの強い味方」として人気を集めています。
本記事では、アウトドアにおすすめの理由やそれ以外のメリットといった軽バンの魅力や、いま販売されている軽バンの紹介、軽バン選びの注意点などを、車のプロが詳しく解説します。
また、本記事の執筆にあたり実際に「オリックス・カーリース・オンライン」編集部がアウトドアユースを想像しながら軽バンを使ってみた時の写真を記事の序盤に添えていますので、アウトドアユースの車にご興味のある方や実際にお探し中の方にとって参考になるのではと思います。
【目次】
軽バンがアウトドアにおすすめの理由
軽バン(軽箱バン)とは、箱形の軽自動車の一種で、貨物など荷物の輸送を主な目的とするワンボックス型の軽自動車のことを指します。
ホンダ N-BOXなどの軽スーパーハイトワゴンと似たようなフォルムですが、法律上「小型乗用車」に区分される軽スーパーハイトワゴンに対し、軽バンは「軽貨物自動車」に区分されます。
両者の最も大きな違いの1つがエンジンの搭載位置であり、軽スーパーハイトワゴンが運転席の前方であるのに対し、軽バンは運転席の下にとなっています(近頃は例外もありますが)。
かさばるエンジンを車体の前方ではなく「床下」に置いてしまうことで、その分だけ車内をフルに広く使うことができる――という寸法です。
こういったことをはじめ荷物の輸送になるべく適するように設計された軽バンなわけですが、ハードな輸送業務に適しているということは、自動的に「アウトドアユースにも適している」ということになります。
だからこそ今、軽バンはアウトドア愛好家の間で人気を集めているのです。
そんな軽バンの、荷物の輸送用としてではなくアウトドアユースとして見た場合の特徴や魅力について、解説していきます。
また、「オリックス・カーリース・オンライン」編集部が実際にアウトドアユースを想像して軽バンを使ってみた時の写真を添えていますので、ぜひイメージを膨らませてみて下さい。
ボディや足回りが頑丈な構造ゆえ、重い荷物の運搬に耐えられる
業務用の車が乗り心地やデザイン性などをまったく考慮していないわけではありませんが、やはり仕事として使ううえでは、そんなことよりも「頑丈であること」のほうが何倍も重要です。そのため軽バンのボディや足回りは、シンプル・イズ・ベストの精神で頑丈に作られており、ちょっとやそっとでは音を上げない作りになっています。そしてその頑丈さはそっくりそのまま、アウトドアでハードに使い倒したい場合にも生きてくるのです。
釣り道具一式を積んでみましたが、まだまだ余裕があります。
荷室が広いため、多くの荷物や大きな荷物が積める
前述したとおり、軽スーパーハイトワゴンと軽バンはエンジンの搭載位置が異なるため(※一部例外あり)、外見上は似たようなサイズ&フォルムだったとしても、荷室の広さは別次元です。そのためキャンプやその他のアウトドア趣味に必要となる大量の荷物や、大きくて長い荷物なども、軽バンであれば余裕で収容できます。
ロードバイクはこのとおり、タイヤを外さずそのまま積めました。
車内をフルフラットにできるため車中泊も楽々。そして荷物を積むにも便利
軽バンにもいちおうリアシートは付いていますが、軽バンの後方部分はあくまでも「荷物を載せるためのスペース」であるため、きわめて簡単にリアシートをたたみ、フルフラット状態にすることができます。逆にいうと、そうでないと荷物の輸送用の車としては使い物になりません。
このとおり、フルフラットな荷室を簡単につくることができます!
そして簡単にフルフラットにできるということは、当然ながら「車中泊もラクにできる」ということであり、大きくて長い荷物を積んだり、大量の荷物を積載する場合にも便利であるということです。
荷室をフルフラットにすればこのとおり、車中泊もラクラクです。(使用したマットのサイズ:1950mm×1300mm)
車内に余計な内張りなどがないため、自由なカスタムを行いやすい
軽乗用車の場合は、静粛性や美観などのため、車内には「内張り」が張り巡らされています。しかし本来は業務用の車である軽バンは静粛性や美観よりも「経済性」「頑健性」「効率性」などのほうが重要であるため、余計な内張りはゼロか、あるいは最低限です。そのため、自分が行いたいアウトドア趣味の方向性や必要性に応じたカスタマイズを、自由度高く行うことができます。
釣り竿を収納するために、天井側面にロッドホルダーを付けることだってできます。
とにかく小回りが利く
狭い道や、昔ながらの込み入った住宅街でもスイスイ走ることができるコンパクトなサイズ感と小回り性能も、軽バンというカテゴリーの特徴です。そして住宅街ではなくキャンプ場や釣りのポイントなども、その入口はかなり入りづらかったり、極端に狭かったりすることがあります。しかしどこでもスイスイ走れる軽バンであれば、そういった場所もストレスフリーでスイスイ通過できるでしょう。
他にも軽バンにはこんなメリットが
先ほどは「アウトドアで使う場合の軽バンのメリット」をご紹介しましたが、もちろんそのほかに「一般的なメリット」も存在しています。
軽自動車税が安い
代表的なものとしては「軽自動車税が安い」ということが挙げられるでしょう。一般的な軽乗用車の軽自動車税は年額1万800円ですが、軽バン(自家用)のそれは年額5000円。実に5800円もの開きがあります。
区分 | 年間税額 |
---|---|
軽乗用車 | 10,800円 |
軽貨物車(軽バン) | 5,000円 |
スライドドアが付いている
また、これは当たり前の話かもしれませんが「スライドドアが付いている」というのも、軽バンの便利なポイントです。車の後部空間の作りがシンプルでフラットであるということと併せ、同じようにスライドドアを備えている軽スーパーハイトワゴン以上に楽々と、荷物の出し入れを行うことができます。
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いま新車販売されている軽バンの特徴
いま新車で販売されている軽バンは、大きく以下①~④に分類されます。
実際はこれら4つ以外にも各社から軽バンが販売されていますが、現状それらはスズキ エブリイ またはダイハツ ハイゼットカーゴのOEM車(製造した車種を別のブランドで販売すること)となっており、実質的な新車販売車種は4つに分けられるのです。
なお、ダイハツ ハイゼットカーゴ系の車種は、ダイハツ工業からの発表のとおり新規生産・出荷を停止しております。ご検討の際はご注意下さい。
①スズキ エブリイ系
OEM車:日産 NV100クリッパー、マツダ スクラムバン、三菱 ミニキャブバン
②ダイハツ ハイゼットカーゴ系
OEM車:トヨタ ピクシスバン、スバル サンバーバン
③ホンダ N-VAN
④スズキ スペーシア ベース
これら①~④の車種を比較できるように、おもな特徴やおすすめグレードの外寸・内寸について以下表にまとめました。
表の下にはそれぞれの車種ごとの詳細な解説も用意しており、車種の写真をクリックするとそれぞれの解説欄まで簡単にジャンプすることができます。
※外寸および内寸の数値について、4車種の中で最も大きいものを赤字、最も小さいものを青字で表しています。
※N-VANは助手席ダイブダウン機構が付いており、助手席前倒し時は助手席部分もフルフラットになります。
スズキ エブリイ
1964年に登場したスズキ キャリイバンを源流とする軽バン界の草分けであり、「ザ・軽バン!」といったニュアンスの超正統派軽バン。乗用車登録の「エブリイ ワゴン」と商用車登録の「エブリイ」という2系統のモデルがありますが、ここでご紹介するのは商用車版である「スズキ エブリイ」です。
現在販売されているスズキ エブリイは2015年に通算6代目のモデルとして登場したもので、これまで何度も仕様変更が行われてきましたが、直近では2022年4月に一部仕様変更が行われました。
現在販売中のグレードはJOIN/PC/PAリミテッド/PAという4種類で、搭載エンジンはいずれもノンターボ。駆動方式は2WDまたはパートタイム4WDで、トランスミッションは5MT/5AGS(5速セミAT)/4速ATから選択可能です。
これらのなかからおすすめグレードをひとつ選ぶとすれば、やはり最上級グレードの「JOIN」ということになるでしょう。普段づかいもすることを考えると、シートの厚みがあるため快適に座ることができるJOINの特性が光ってくるわけです。
とはいえJOINはシートのクッションが厚いがゆえに、シートを倒した際に完全なフラットにならない点がデメリットではあるのですが、純正のマットを使用すれば凹凸が気にならない状態にできますので、車中泊も快適に行うことができます。
スズキ エブリイ JOINの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1955mm×荷室幅1385mm×荷室高1240mm
助手席前倒し時床面長2640mm
ダイハツ ハイゼットカーゴ
※ダイハツ工業からの発表のとおり、新規生産・出荷を停止しております。ご検討の際はご注意下さい。
スズキ エブリイと双璧をなす軽バン界の草分け。現在は、2021年12月に登場した通算11代目のモデルが販売されています。現行型は「DNGA」というダイハツの新しい考え方に基づく設計がされており、運転支援機能「スマートアシスト」は、ステレオカメラを採用した新世代型となったうえで全車標準装備になりました。
現在販売中のグレードはクルーズターボ/クルーズ/デラックス/スペシャルクリーン/スペシャルの5種類で、搭載エンジンは「クルーズターボ」のみターボ付き。駆動方式は2WDまたは電子制御式4WDで、トランスミッションは5MTまたはCVTですが、CVTしか選べないグレードもあります。
計5つのグレードからおすすめを選ぶとしたら、デラックス以下のグレードは「いかにも商用車」というたたずまいであり、フロントシートもヘッドレスト一体型の薄手のものになってしまいます。
そのため基本的には「クルーズターボ」または「クルーズ」がおすすめであり、そのどちらを選ぶべきかは「長距離を走るかどうか」で決めるといいでしょう。そして比較的遠い場所にあるキャンプ場などへ行きたい場合は、やはりパワフルなターボ付きエンジンを搭載している「クルーズターボ」がおすすめとなります。
ダイハツ ハイゼットカーゴ クルーズターボの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1890mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1965mm×荷室幅1410mm×荷室高1250mm
助手席前倒し時床面長2650mm
ホンダ N-VAN
ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の6車種目として2018年に登場した軽バン。前述のスズキ エブリイやダイハツ ハイゼットカーゴがエンジンを運転席下に搭載しているのに対し、ホンダ N-VANは一般的な軽乗用車と同じく運転席の前方にエンジンが配置されています。助手席側のセンターピラーがなく荷物を横から載せるときに非常に便利なのもN-VANの特徴でもあります。
デザインのキャラクターは大きく3つに分かれていて、「G」および「L」はスタンダードな仕様、「+STYLE FUN」は愛嬌のある丸目フルLEDライトを備えた、商用車には見えないデザインを採用。2021年4月に仕様変更が行われ、運転支援システム「Honda SENSING」が全車標準装備に変わっています。
現在販売中のグレードは+STYLE FUN・ターボ/+STYLE FUN/L/Gの4種類で、搭載エンジンは「+STYLE FUN・ターボ」のみがターボ付き。いずれもノンターボ。駆動方式は2WDが基本ですが、+STYLE FUN・ターボだけは4WDを選ぶこともできます。トランスミッションはCVTまたは6MTで、+STYLE FUN・ターボはCVTのみとなります。
これらのなかからおすすめグレードを選ぶとすれば、やはり「+STYLE FUN・ターボ」または「+STYLE FUN」ということになるでしょう。せっかくホンダが「商用車っぽくない、普段づかいにも映えるおしゃれなデザイン」を用意してくれたのですから、それに乗っからない手はないと思うからです。またヘッドライトが視認性の高いLEDになってるため「夜間も安全にドライブできる」というのも、趣味車として+STYLE FUNシリーズを推したい理由です。
「+STYLE FUN・ターボ」と「+STYLE FUN」の違いは文字どおりターボの有無だけで、フルLEDヘッドライトやワンタッチでドアの鍵を開閉できる「Honda スマートキー」、IRカット/UVカット付きフロントウィンドウガラス+、スーパーUVカット付きドアガラスなどの装備類は同一です。
そのため、ここは「+11psのターボパワーを必要と思うかどうか」だけで決めてしまって良いでしょう。人それぞれの使い方によって話は変わるためなんとも断言はできないのですが、ここでは便宜上「ノンターボの+STYLE FUNがイチ推し」ということにしておきましょう。
ホンダ N-VAN+STYLE FUNの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1945mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1585mm×荷室幅1390mm×荷室高1365mm
助手席ダイブダウン時床面長2635mm
スズキ スペーシア ベース
FFレイアウトの「スペーシア カスタム」を基に開発された軽バンとして、2022年8月に登場。スズキの正統派軽バンである「エブリイ」と軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の中間といえる「仕事も遊びも日常使いも重視する」というニュアンスのポジションとなる一台です。
スペーシア ベースを特徴づけているのは、「マルチボード」と後席のアレンジによって生み出される多彩なラゲッジスペース。マルチボードは床面から165mm/290mm/430mmという3種類の位置で固定できるほか、荷室を前後に隔てるように立てることも可能。後席は、倒した背もたれの裏側にベンチのように座れるだけでなく、座面ごとダイブダウンさせることで、フロア後端から前席の背面までをフラットな空間にすることも可能です。
グレードラインナップはXFとGFの2種類で、搭載エンジンはいずれも最高出力52psのノンターボ。駆動方式は2WDと4WDで、トランスミッションはCVTのみです。
スズキ スペーシア ベースのおすすめグレードは、上級グレードである「XF」ということになるでしょう。標準グレードの「GF」も、この車のキモであるマルチボードに関わる部分はXFとまったく同じではあります。しかしGFは「USB電源ソケットがない」「ウインドウが紫外線や熱を遮断するガラスではない」などの部分が、アウトドアで使うにあたってはどうしてもマイナス点と感じられてしまいます。
スズキ スペーシア ベース XFの各種寸法は下記のとおりです。
【外寸】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm
【内寸】
荷室床面長(2名乗車時)1375mm×荷室幅1265mm×荷室高1405mm
助手席前倒し時床面長2030mm
軽バンを選ぶにあたって注意したいこと
以上のとおり、アウトドアで活用するにあたっては「いいことだらけ」にも思える軽バンですが。当然ながらデメリットがないわけではありません。軽バンというカテゴリーの代表的なデメリットは、おおむね以下のとおりです。
後席が簡素なためファミリーユースには向かない
「軽バンの後席はオマケ程度のもの」と言ったら言いすぎかもしれませんが、軽バンはあくまでも「荷物を運ぶことを目的とする働く車」であるため、後席は狭く、シートの座り心地や乗り心地もあまり良くはありません。そのため、たまに家族を乗せる程度であればガマンしてくれるかもしれませんが、「軽バンをメインのファミリーカーとして使う」というのはちょっと無理があります。
任意保険料が高くつくこともある
軽バンの任意保険料は、一般的な軽乗用車よりも高めに設定されている場合があります。軽バンは主には事業用に使われるため、自家用車と比べてどうしても走行距離が長くなりやすいことから、高めの保険料設定になったりするのです。
とはいえ任意保険料はドライバーの年齢や保険の種類により異なりますので、正確な保険料はその都度、個別にご確認ください。
初回の車検時期が軽乗用車と異なる
「貨物用軽自動車」である軽バンの、新車で購入した場合の初回車検は初度登録から3年後ではなく「2年後」です。ただし2回目以降の車検は、乗用軽自動車と同じく「2年ごと」に行います。初回のみ、車検のタイミングが異なることにご注意ください。
乗用タイプと比べると乗り心地と燃費は良くない
軽バンは業務として多くの積載物を載せることを前提に設定されているため、普通の軽乗用車と比べて足回りが硬めに作られていることがあります。そのため、ドライバー自身も運転していて快適とは感じないでしょうし、助手席や後席に乗る人はけっこう不快に感じてしまう可能性があります。また車酔いをしやすい同乗者は、酔ってしまう可能性もあるでしょう。
また燃費性能も普通の軽乗用車と比べると、わずかですが差がある場合があります。
軽バンでアウトドアライフを手軽に始めるために
選ぶにあたっては気をつけたいこともありますが、軽バンはアウトドアライフにとって強力なパートナーになることは間違いありません。
ただ、新車を購入していきなりカスタマイズをするというのももったいないし、中古車を購入するとなっても決して安い買い物ではないのではないでしょうか。
また、購入時のまとまった費用負担はもちろん、所有している期間中の税金の負担や支払の手間も発生するので、欲しくなったからすぐに購入するというわけにもいきません。
そんな悩みを解決し、軽バンでアウトドアライフを手軽に始めていただくために、カーリースはオススメできる選択肢の1つです。
カーリースとは、ユーザーが選んだ車をリース会社が代わりに購入し、ユーザーはあらかじめ定めた契約期間の間、月々定額のリース料を支払うだけでお気に入りの車に乗ることができるというサービスです。
購入時の費用はもちろん契約期間中に請求される税金等も月々定額のリース料に含まれており、面倒な支払い手続きはリース会社が代行してくれるので、気軽に軽バンを持つことができるのです。
契約期間が満了したら車は返却すれば良いので、車を手放す際の面倒な手続きも一切不要です。
ただ、契約満了後の返却の際は車を元の状態に戻して返却する必要があるため(いわゆる「原状回復」)、アウトドアを愛する皆さまには使い勝手の悪いサービスかもしれません。
しかし、オリックスのマイカーリースは、リース契約満了後に車を自分のものにすることができるプランがあるので、そんな使い勝手の悪さを解消しています。
車が自分のものになるのであれば原状回復のことを考える必要が一切なくなるので、気兼ねなく使いたおすことができるのです。
リース契約ができる軽バンは中古車のみですが、その分新車よりもお安い月額リース料で利用が可能です。
オリックスの中古車リースは、法人や個人ユーザーとのリース契約やレンタカーなど、新車のときからオリックスが管理してきた車の中から、第三者機関の査定を経て特に品質の良い車を厳選しています。使用歴の明確さと品質の高さを両立した中古車リースプランと言えるのではないでしょうか。
本記事で取り上げた軽バン(軽箱バン)の在庫も常時取り揃えているそうなので、アウトドアのお供に軽バンが欲しいと思われた方はぜひお気に入りの1台を探してみて下さい。
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中古車リースなら契約満了後は車をそのままもらえるので
カスタマイズも気兼ねなく行えます!
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まとめ
乗用タイプの軽自動車とまったく同じ使い方をしようとすると、無理が出てくる部分もある軽バンですが、「アウトドアを中心に使うスペシャルマシン」と考えるのであれば、その積載性や耐久性、あるいは車中泊のしやすさなどにおいて、乗用タイプの軽自動車を圧倒的に上回る能力を発揮させることができます。
決して万人におすすめできるタイプの車ではないのですが、アウトドア趣味が大流行中である今となっては、軽バンは実はかなり多くの人に向いているのかもしれません。
普段はあまりなじみがない「商用車」というジャンルではありますが、この機会にぜひ、軽バンの魅力をさらに探ってみることをおすすめいたします。
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執筆者
伊達軍曹 - 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。自動車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。以来、有名メディア多数で新車および中古車の取材記事を執筆している。愛猫家。
- <公開日>2024年1月16日
- <更新日>2024年1月16日